こんにちは、埼玉を巡るおすし(歌う時はなたーちゃ)です。


埼玉を巡っているものの、私はWW2以前から親子三代にわたって横浜に住んできた横浜出身民です。
横浜に住んでいると、謎の土地褒めそやしを受けることがあります。

他県民様「どこ住んでますか?」
私「横浜です」
(※神奈川より横浜の方が知名度が高いのでこう答える)
他県民様「わあ、いい所ですね!」


※この時点でおそらくイラっとする方もいると思いますが、もうちょっとだけ読み進めて下さい(小声)

今日は、人々が褒めそやす、謎の横浜ブランドのイメージと土地ブランドについての話です。




横浜民が「横浜住みです」(ドヤァ)になるサイクル

正直なところ、横浜出身というと、「都会!」「海!」「おしゃれ!」という勝手なイメージが人々の偏見の中にあるようです。

一例を申し上げますと、



  • 横浜=海!
  • 横浜=ハマブルー!
  • 横浜=おしゃれ!



なんでしょう、この勝手な偏見は…。(困惑)


実際は、


  • 横浜=海!(私:えっ、うん、まあ関内とかあのへん?)
  • 横浜=ハマブルー!(私:昔の歌かな?)
  • 横浜=おしゃれ!(私:横浜のチベットって知ってる?)


横浜のハマのほうは焼け野原から出発した町で、大半は埋立地です。悲しい話もいっぱいあります。
そして本来は海ではなく、下町や寿町に代表されるドヤ街、闇市のイメージのほうが元だったのですが、ずいぶん盛った上書きをされたなあと、じいさんの代からの話を聞いている私は思います。




土地ブランド刷り込みの恐ろしさ


「横浜=いい土地ですね」、と反射的に人々が言ってしまうのは、上記のような新しい横浜のイメージを、誰かが作っていたのではないでしょうか?
そして、

「どこ住んでますか?」→「横浜です」(ドヤァ)「いい所ですね!」と言われる→「(横浜っていい所なんだなあ……)」
この反復によって、自分の中で、自分が町に対してさらさら愛着ももっていないのに、なぜか町自分のイメージとして固定化されてしまう。



私は、この反応に慣れすぎていました。
今思えば、驕り以外の何者でもありません。
横浜という大きな町の名前にただ、おんぶにだっこ状態だったのに、町のメジャー性が既得権益のように、さも自分のもののように当然のように感じられていたんです。


同様に、
埼玉=ダサいたま? というのも、こうした土地の刷り込みイメージによるものだと思われます。

埼玉=ダサいたま?


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埼玉県民の方がた、申し訳有りません。
実は一番最初に埼玉に初めて来た時、謎の都落ち感を感じてしまいました。

そう、例のフレーズのせいです。


「ださいたま」



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超有名な「ダさいたま」と言うフレーズが、まだ埼玉を知らぬ他県民の偏見イメージを強く持たせてしまっているのです。
埼玉に引っ越す時、うちの親父にまで、「埼玉はださいたまだな!」と笑われたのを覚えています。


かくいう私も神奈川県に住んでいた間に、どうも横浜ブランド洗脳教育なるものを受けていたようです。当時の私は偏見だらけの人間でした、捻った拳でワンパン差し上げたい。

そんな謎の横浜ブランド信仰と周りの言葉に洗脳に晒されていた私でしたが、実際に住んだり遊びに行ってみたら、埼玉北部は広くて自然が多いし、埼玉南部は都心にも近くてアクセスもいいし、坂も少なく日当たりもいい、それはもう素晴らしいところでした。

しかし、既に確立された土地ブランドやフレーズを、人々の頭から覆すことは難しいなと思いました。




土地ブランドは住民主体で作り上げていくもの


最近の横浜ドヤァ民=既存の横浜ブランドに乗っかってくる人が多く、こういうブランド信仰に乗ってくる人がいてすごく嫌です。
横浜という作られたブランドに乗ってくるブランドホイホイさんだなあと思って、冷ややかな目で見ています。(まあ、そういうものを売り出す土地デベロッパーやマンションを建てる業者にも多大なる原因があるのだが…)

「横浜ブランド」もそうですけど、「土地ブランド」というのは、勝手につけられたようなあだ名がそのまま先に行ってる感じがしなくもないなと、と自分の立場からしても思いました。



だから逆に、世間で「何もない」と思われてる埼玉をどこまで調べられるか自分はやっています。

埼玉はね、住めば都だよ? ほんとだよ?


そうした発見や、お祭りのような継続的な行事に住民たちが参加できる土台があるのかどうかで、真の土地ブランドは測れるのではないかと思います。


既存の土地ブランドに乗っかる事だけが住民になることではありません。
そんな自分の小ささに気づけただけでも埼玉旅をしてよかった。


土地は比較が大事です。
仕事で住む場所を選べない方もいるかとは思いますが、そうでない方は土地ブランドに惑わされず、ぜひ自分に合う土地や生き方を選んで下さい。