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会社の帰り道、ふと小腹が空いたので見渡すと大手小売のチェーン店があった。
少し歩くと、商店街の中に大手コンビニチェーンがあった。

駅前は商店街になっているはずなのに、個人で始めた小売店(ベーカリーなど手作り店除く)は10年でほぼ消えた。もはや、電鉄系スーパーや大規模チェーン店しか残っていない。

おかしな「チェーン店アズナンバーワン」



チェーン店しか使わないということは、自分がもしも地元で働かなくてはならない時に、チェーン店でしか働けないということである。

地方商店街の灯りが消えて寂しい昨今、地方での自治類の道がぐっと狭められたように思われる。

郊外巨大ショッピングモールの規制が緩和され、商店街から車ですぐの場所にも出来てしまうようになり、商店街から人の足が遠のくことに拍車がかかった。
それ以前にも、車社会になってから、商店街でショッピングを楽しむということが難しくなっているが、既得権益ともいえる「大手」であることが、ビジネスをする上で何よりも重要なことにも見えてくる。


自営業者になれない人が増えれば、大手への求業者も当然増えるので、採用から弾かれる人も増えてしまう。また、大手のマニュアル管理に慣れない私のような人間にとって、自営業者として自立がしづらいことは、もはや死活問題である。


賃金は低いが、人が暮らしやすいポーランドの生き方を最近学んでいる。
ポーランドでは海外資本のどでかいスーパーチェーンがほとんどだったが、商店街にはまだ自営業店舗を営む人も多く、また、店を開店させるハードルも日本に比べればかなり低いらしい。

ポーランドは起業がしやすい国




日本では都会でのビジネスは家賃がとにかく高い上に保証金などの問題があるので、今から1人で自営業をしようと思う人は相当困難な戦いだと思った方がいい。
世の中の資本のパイはほぼ大企業が占めてしまっているのである。



地方でできること



世界のトヨタをお膝元に持つ愛知県なんかは、もはやその大名様に一生つかえていれば安泰なのかもしれない。だが、大企業になればなる程その社風に馴染めない人も絶対にいるし、企業が求める採用条件に足りない人もいる。

大企業になれば利益と数字を出すことが求められる。
多くの消費が見込めない少子化社会では当然のようにコストカットが社命になるので、下請けや末端ではたらく人ほど生活がしづらくなってしまう。

この負のサイクルを破るには、土地の自由と起業の自由が必要だ。
そのためにも絶対に人が独立して起業をできる環境が必要である。


埼玉は都会に近い上にまだ大企業が少ないので、逆にこの利点を生かして中小店舗やオリジナル企業を作りたい人が集まるイノベーションのまちづくりになってほしいと願っている。



人の生き方が「企業」に決められてしまっては、いけないのである。



旅人のはたーちゃ