Day4  : Copenhagen,Denmark→Odense




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北欧生活の楽しみといえば、毎日の食事。
本場デニッシュとミューズリー、どっちもおいしい!




童話作家アンデルセンの故郷オーデンセへ!


突然ですが、私の前世は童話作家アンデルセンです。(でした?)

そんなこと言ったら電波扱いされても当然ですが、なんとなく、そのような気がする。


この時はまだはっきりわからなかったけど、デンマークまで確かに強い力に引かれて行ったので、何かあるような気がする…。


なお、お恥ずかしいのですが、なた家では4割が傍から見ると電波会話なのですが、ある時期から喧嘩するたびに

な「帰る! こんな家出て行く!」(なぜか「帰る」と言い出した)
母「どこへ?」
な「デンマーク!」


とか、

電波母(マーガレット)は、なぜかある日CMで見たキャサリン=ゼ●ジョー●ズに猛烈に対抗意識を燃やし、「私は今日からマーガレットよ」
と謎のセカンドネーム宣言。
(マルグレーテ=マーガレット(デンマーク女王)のデンマーク読み)とか、普通に話していた。(やっぱり電波親子なんですねえ)




アンデルセンってどんな人?


代表作
  • 人魚姫
  • マッチ売りの少女
  • 裸の王様
  • 赤い靴
  • 雪の女王

などなど。多作です。


中でも、人魚姫はと日本でとても人気。
日本人の「悲しいことがあったら消えてしまいたい」という気持ち、自己犠牲的な気持ち、抑制的な悲しさの表現がすごく国民性に合間ってツボると思います。


なおご本人の評価。


  • モテない
  • ブサイク
  • 歌手になりたかった


天才と称賛されて育ったところから、挫折に次ぐ挫折を経たことから、かなりいびつな性格の人物だったらしい。
厭世家なのだが、欧州遍歴の経験もあって知人・友人は大変に多く、人間への観察力は作品を通してかなり鋭いものだったことが伺える。
若い頃は苦境に次ぐ苦境だったこともあり、 「人間は死ぬ意外に幸せになる方法などない」というかなり尖った哲学を持った作品が多く、初期の童話はその色の濃さから当初は不興を買うほどだった。これは同時に「そんな幸せしかない」貧困層の悲痛な叫びに、社会が見て見ぬふりをする状況を批判したものともいわれる。

極度の心配性でもあり、旅先には必ずロープを携帯し、非常時に脱出できるよう備えていた。
また晩年には、「生きているのに埋葬されかけた男の話」を聞き、それ以来自分の枕元に 「まだ死んでいません」とわざわざメモを置いて寝ていたという。

グリム兄弟バルザックアレクサンドル・デュマ父子など名立たる文筆家と交友を持った。
ちなみに シェイクスピアの大ファンだったことでも知られる。
しかし女性との縁には恵まれず、生涯を 独身で通した。容姿があまり良くなかったことに加え、人付き合いの下手さが原因だといわれる。また惚れた女性に自筆の自叙伝を贈ってラブレター代わりにしたという、かなり重たい告白三度もやらかしたことがある。
死の床では、初恋の女性からのラブレターを握っていたという。



日本では童話の作家としてとっても有名ですが、ヨーロッパでのアンデルセンの評価は作品に対してのみであり、ご本人に関しては…うーん、あんまりいい評判がない(苦笑)
特に、容姿に関してはひどい言われようで、もう、悲しくなるほど。




さて、ではここで私とアンデルセンの共通点について見てみましょう!


  • 若い頃が地獄
  • 芸術系学校出身
  • 性格の歪さ
  • モテない
  • ブサイク
  • 腕がサルみたいに長い
  • イニシャルが被ってる
  • 妄想大好き
  • 歌手になりたかった
  • 家が靴屋(うちは祖父)
  • 旅が好き


うーん、ここまで9割ピタリとプロファイルが一致するとは…珍しい。


私は女フィルターで多少まだ人間扱いされる時もありますが、アンデルセン本人は容姿をからかわれ、「デンマークのサル」などさまざまな罵倒を受けて、生涯独身だったそうです。
なので、自分の「結婚したい」という思いが一際強いのは、生まれ変わり時の引き継ぎミッションだとも思っています。

でもアンデルセンが手に入れたかったと思われるものを、私は周回ボーナスで引き継いできた面もあります。

  • 家族
  • ご飯が(なんとか)毎日食べられる
  • 苦手だったラテン語系言語習得がなぜか得意に

あと、私が日本に生まれた理由ですが、ヨーロッパ人は当時なかなか行けなかった東洋の国に興味があったのではないかな? とも思っています。(でも、私はデンマークをはじめ、ヨーロッパ文化にとても馴染みがあるというか…不思議です。)



アンデルセンは旅作家の大先輩!

童話を書く以前、アンデルセンは旅作家でした。
何かあると旅に出るといって旅に出ていたらしい。
旅作家の大先輩でもあるのだ。

その後、童話を書くようになりますが、ただ、当時は童話? という感じで見られており、本人も初期は旅行記や実際のエピソードを基にした半エッセイ的な小説などを書いていました。


さて、そんな私の中にいるかもしれない(?)、アンデルセンに会いに行きますよー!



コペンハーゲン出発!



ヨーロッパの朝は日本の夜時間なので、夜型人間の私も早く起きやすい。
朝の特急で、アンデルセンの故郷オーデンセまで行きますよぉ!


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いろんなデンマークの電車。あっ、言い忘れてたけどデンマークの鉄道は、右のように自転車持ち込みに寛容です。さすが自転車大国。日本でも最近こうした自転車OK電車が出るそうですね。




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これから島を横断する特急列車に乗って、シェラン島の西に位置するフュン島の、オーデンセに行きます。


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デンマークは島国





あーたんロスで胸が痛くなる




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ちょっぴりおセンチななたーちゃ


もてない女2人で楽しい遠足気分。

でも、昨日の夜から挙動が明らかにおかしい私。

電車内でもあーたんロスに浸る私に、Hちゃん困り顔。


私「あーたんに…会いだいっ゛!」

Hちゃん「そんな…こんな外国で外国人に話しかけてくる人なんて100%悪い人ですよ!」

私「でも私は…あーだん゛に…! うぅぅ…」(鼻水)

Hちゃん「あああもう…そんなに気になるなら、あとでホテル帰って調べましょうよ」


本当に迷惑な旅同行者である私はHちゃんに迷惑をかけっぱなしである。


旅の目的地・オーデンセ到着!




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Hちゃんのおかげでオーデンセに無事ついた。


コペンハーゲンは都会、オーデンセは日曜だったこともあるのか、あまり人が歩いていない。







アンデルセンの家で、なんと日本人と遭遇


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アンデルセンの住んでいた家一帯は、古い市街地がそのまま残されている。
アンデルセンの家の前で開館時間を待っていると、なんだかなじみのある黒髪集団が…

日本人(複数グループ)だ。


みんな個人旅行で来ているような、結構旅慣れてそうな人が多い印象。
でも、みんなよりによってアンデルセンの家に来ている。

みんな楽しくワイワイ交流を始めたのでちょっと話してたら、お姉さんたちは北欧の別の地域を見て回ったらしい。
「デンマークの前にグリーンランド行って来たんですよ。マジオススメですよ〜」
と言っていた。

グリーンランドといえば、一応?北欧のくくりに入るらしいけど、私はどうしてもDQ3の印象で「ああ、マップのあの辺ね」としか思えなかった。(RPG脳)




アンデルセンの家は、狭い

開館時間で係員の人が開けてくれたので、入る。





アンデルセンのお家におじゃましま〜す





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アンデルセンの養父は靴屋だった。(なお貧しい模様)



中に入ると、ちょっと三人で暮らすには狭いかな、というヨーロッパにしては狭い家だった。
ちなみにこの日、アンデルセンの家をオープン前から待って見学していたのは、私たち以外も全員日本人だけだった。


アンデルセンの伝記ももちろん読んでいたのだが、アンデルセンの父親は靴屋だ。
こんな風に、家で靴を叩いていたのかはわからないが、私も祖父が横浜で靴屋をやっていて、実家に工房があったらしい。横浜の靴屋は戦争で焼かれて私が生まれる前には廃業してしまったのだけれども、不思議なデジャブを感じてしまう。



当時の再現ベッド。我々日本人から見てもかなり狭いと思う。




それにしても、アンデルセンの家はとにかく狭い。
もう、びっくりするくらい、狭い。
居間のようなワンルームのようなところにベッドなどの寝具が集まっており、ここで家族が寝ていたという。


アンデルセンもこうした貧しかった家に住んでいながらも、家族の愛情を受けて育ったようだ。
親の言葉は想像力に直結しているな、妄想力は精神の狂気に似てるな、と思うことがある。
アンデルセンもあんなにバリエーション豊かな話を書けるというのは、もしかしたらうちの親みたいにちょっと変わった親を持っていたのかもしれない。









この狭い家に、8人くらいの日本人観光客と詰め合わせになって見学していた。
しかし文化や刷り込みは恐ろしいもので、日本人がいるとまあ、都市部ならまだ普通、三人ならギリギリ住めるか…と思ってしまうのが怖い。(ヨーロッパ感覚だとこの建物は昔の長屋感覚)

この、ヨーロッパ人からすれば狭い家も、日本の極小住宅を知っている人間からすれば割となんでもないのだが、日本の住宅事情ははっきりいって異常ではないだろうか。
近代に建てられたはずの建物が、こんな古い時代(1800年代以前)の住宅と同じくらい狭いはずなのに、「狭い」ことを感じない。


私も日本特有の住居事情により、現在とても狭い住居に押し込められて気が狂いそうになりながらブログ書いているけど、狭い家は心を貧しくするし、視野が狭くなってしまう。
(そのせいか知らないけど、狭い住宅密集地に育った私は、広い埼玉に住むまで、実際の視界も、人生の視野も、ずっと狭かった気がする。

よく海外帰りの人は「日本は狭い」というけど、それは心の寛容度であったり、家の狭さ由来なのかな、と思えてしまう。




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アンデルセンの家、裏庭。